新人時代の経験のすべてが、
今の自分の血肉に。
支店長
  • JR奈良駅前支店 支店長
  • 2000年入庫
  • 文化学科 教育学専攻 修了

中西 淳也Nakanishi Junya

  • 入庫1年目
    融資担当

    本店営業部融資課

    知るほどに、融資業務の面白さを実感

    「就職氷河期」と呼ばれた時代、どの会社も面接は殺伐とした雰囲気だったにもかかわらず、当庫は説明会からアットホームな雰囲気だったことを覚えています。最初の一年は、社会人としてのルールや礼儀を学ぶことで精いっぱいでした。先輩方の仕事に対する「情熱・献身・責任感」に圧倒されると同時に、「顧客第一主義」を叩き込まれ、お客さまのために尽力する姿勢が自然と培われていきました。失敗もありましたが、その都度先輩方がフォローしてくださり、融資業務の面白さを知るように。融資の諸手続きから財務分析、不動産調査、法律に関することなど、知的好奇心がかきたてられる業務に取り組めました。

  • 入庫2年目
    渉外担当

    本店営業部業務推進課

    個人・法人の訪問営業で、人間性が養われる

    融資課から業務推進課へ異動し、お客さまのご自宅や事業所などを訪問する外回り営業に従事。人見知りだった自分が、接客時に沈黙の間ができるのが怖くてひたすら話しているうちに、気づけば「よくしゃべる人」に。当時は、夜遅くまで数多く訪問にまわり、融資、相続、年金、税務、法務など、あらゆるご要望やご相談に応じていました。特に、融資営業に注力をしていた時期だったため、融資課で得た知識や経験を活かすことができました。おかげで、ビジネスマネジャーに最年少(当時)で任命されることに。営業目標をこなしながらも、お客さまと信頼関係を築いていくなかで人を見る目が養われ、人間としての幅が広がっていきました。

  • 入庫13年目
    融資課長

    本店営業部融資課

    管理業務を通して、問題解決のスキルを習得

    業務推進課から再び融資課へ異動し、その1年後には融資課長に。これまでとは一転、融資事務の統括、顧客の管理、本部主査との折衝など、管理業務を行うことになりました。苦手な分野でしたが、上司の指導のおかげで、資料を客観的に見る目が養われ、問題点を指摘して解決するスキルが身につきました。それをより高めるために、中小企業診断士資格も取得。一方、管理業務は慣れてくると、「顧客目線」よりも「金庫目線」が勝ってしまいがちです。しかし、幸いにも約11年間の営業経験のおかげで、顧客に寄り添う目線を維持し続けることができました。

  • 入庫23年目
    支店長

    JR奈良駅前支店

    コミュニケーションを深め、後進を育成

    現在は、支店の業績向上と後進育成を担う責任者を務めています。支店での出来事はすべて私の責任となるため、これまで以上に腹をくくって仕事に臨んでいます。これまで「営業」と「事務管理」の両方をバランスよく経験できたことが、すべてを統括する現在の業務に活きていると思います。店舗の職員は、一人ひとり年代も考え方も異なり、特に若い人の就業意識は以前とは大きく変わっています。そうした個性をとりまとめ、それぞれにやりがいを感じてもらいながら同じ目標に向かっていくことは、とても難しい課題です。コミュニケーションを重ねてお互いに理解し合い、皆が共通の認識を持てるように努めています。

Career Vision

今後のキャリアビジョン

時代に適応するための
組織改革に貢献したい

営業店の長として、お客さまのご要望に直接お応えし、寄り添っていく仕事に深い愛着と誇りを持っています。一方で、無限に広がる顧客ニーズに応え続けていくために、当庫も時代に合わせて変化していかなければなりません。今、コロナ禍で社会情勢は大きく変化し、当庫の主要顧客である中小企業や、主要エリアである地域も大きな変化にさらされています。未熟だった私を鍛え上げ、育ててくれた当庫が、これからの企業や地域を支援していくかけがけのない組織として成長していけるよう、貢献していきたい。未来に向けて、職員の意識や業務、組織における改革を手がけたいという強い想いを抱いています。

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